リンパ浮腫<循環器の病気>の症状の現れ方

 若い女性に多く、最初は夕方になると足、かかと、手の甲のはれで気がつきます。痛みや色の変化はなく、翌朝になるとはれは消えます(可逆性リンパ浮腫)。症状が進むとむくみが消えてなくなったあとに、皮膚が線維化して硬くなってきます(非可逆性リンパ浮腫)。さらに進むと皮膚が硬く変形し、象皮症(ぞうひしょう)といわれる状態になります。
 一般にリンパ節ははれず、静脈が怒張することもありません。また、リンパ管炎や組織の炎症(蜂窩織炎(ほうかしきえん))を合併するとリンパ浮腫は悪化します。

リンパ浮腫<循環器の病気>の診断と治療の方法

 患肢の挙上(高く上げておく)、マッサージ、軽い運動、温浴、日中のストッキング着用などで対処します。利尿薬は無効なことが多く、あまり使われません。
 皮膚が線維化し、蜂窩織炎を繰り返す例では、リンパ誘導手術、リンパ管静脈吻合(ふんごう)手術などを行う場合があります。