妊婦はかぜやインフルエンザにはとくに注意を払う必要があります。かぜやインフルエンザそれ自体が胎児へ影響を及ぼすだけでなく、治療に用いる薬剤が胎児に影響を及ぼすことがあるからです。
 抗生剤を使わざるをえない細菌感染の場合でも、テトラサイクリン系やマクロライド系は避け、比較的安全だといわれているペニシリン系やセフェム系を使います。もちろん、母親自体も普段より抵抗力が落ちていますから、ワクチンを含めた予防が大切です。
 米国のCDC(疾病予防管理センター)では、妊娠14週め以降にインフルエンザの流行期を迎える人はワクチンを打っておくよう勧告しています。インフルエンザにかぎらず、かぜは妊婦の大敵です。