粟粒結核とはどんな病気か

図23 粟粒結核
  • 結核菌が血管に侵入して血液に乗って運ばれ、少なくとも2臓器以上に活動性の病巣が成立した病態です。
  • 肺野(はいや)の広い範囲にわたって1〜3mm大の粒状の陰影(粟(あわ)の種に似ているので、粟粒結核という)が無数見えます(図23)。
  • この粒状の塊(かたまり)は、結核菌とそのまわりの防御細胞とが闘っているものです(結核小結節と呼ぶ)。
  • 気道とは関係のない小葉(しょうよう)中心性の陰影です。
  • 肺にだけ病変があるわけではなく、全身の臓器にばらまかれるので、喀痰(かくたん)、尿、血液、骨髄穿刺液(こつずいせんしえき)、髄液(ずいえき)などから結核菌が検出されます。
  • これらの発見率は低いですが、何度も試みることで証明できます。
  • 骨髄や肝臓などの生検(組織をとって調べる検査)では、結核性肉芽腫(にくげしゅ)像も認められます。

粟粒結核の治療方法