放射線肺炎<呼吸器の病気>の症状の現れ方

 放射線照射後、すぐ現れず、1〜3カ月後に現れることが多くみられます。早期では無症状ですが、発熱、咳(せき)、呼吸が速くなるなどの症状がゆっくり現れます。前述した照射以外の部位にも病変が現れる場合は、急速に進行することがあります。

放射線肺炎<呼吸器の病気>の診断と治療の方法

 軽症であれば、自然に軽快することが期待できます。重症になれば、ステロイド薬(メチルプレドニゾロン、プレドニゾロンなど)が投与されます。しかし、これらの治療の効果に疑問を投じる意見もあります。そのほかに、アザチオプリンなど免疫抑制薬の投与を行う場合もあります。プレドニゾロンで治療した場合は、プレドニゾロンをゆっくり減量することが多く、その減量中に再び放射線肺炎が悪くなることがあるので注意が必要です。
 進行した放射線肺炎では、呼吸不全に対する治療が必要になります。続いて発症する感染症や、放射線照射を行うことになった原因疾患のがんに対する治療も必要です。