過換気症候群<呼吸器の病気>の症状の現れ方

 しばしば突然に呼吸困難を訴えます。呼吸困難の自覚なしに息が荒くなることもあります。過換気が起こると指先や口周囲のしびれ感、テタニー(筋の被刺激性が亢進した状態)、不穏(ふおん)興奮状態、意識混濁が現れてきます。

過換気症候群<呼吸器の病気>の診断と治療の方法

 発作が起こった緊急時には、小さめの紙袋を口に当てて反復呼吸させますが、不安を強めたり低酸素血症をもたらすことがあるなどの理由から最近では行われない方向にあります。
 家庭や職場でこの処置を行うのは、同様な発作を繰り返し、すでに過換気症候群の診断が確定している場合に限ります。基本的には、医療機関で診断後に行われます。
 精神的な不安や肉体的過労が症状の出現と関連することが多いため、安静、休息とし、必要ならば抗不安薬を内服します。発作を繰り返す場合、安定期に心理療法、行動療法を行うとよいことがあります。