もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 年齢によって、症状が違います。若年型といわれる5歳前後に発症のピークがある型では、走る、泣く、熱い食べ物を吹いてさます、笛を吹くなどの過換気によって、一過性の脱力発作、感覚障害、意識障害、けいれん、頭痛などが起こります。
 成人型といわれる発症のピークが30〜40代にある型では、脳実質内出血、脳室内出血、くも膜下出血(まくかしゅっけつ)などの頭蓋内出血や、脳梗塞(のうこうそく)で発症します。
 小児では、知能障害がみられることもあります。

もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 脳血管拡張薬、抗血小板薬を投与する場合があります。小児では、脳の表面に腱膜(けんまく)や筋肉を付着させて血行を促す間接的血行再建術、あるいは浅側頭(せんそくとう)動脈‐中大脳動脈吻合術(ふんごうじゅつ)という手術を行うことがあります。
 成人型では手術が有効かどうかはわかっていません。何も治療をしないで経過をみる場合もあります。