髄膜炎・脳炎<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 発熱、頭痛、意識障害、けいれんなどが急性に現れたか、あるいは亜急性(あきゅうせい)、慢性に起こってきたかに注意する必要があります。細菌性髄膜炎ウイルス性髄膜炎ヘルペス脳炎では急性に起こり、結核性・真菌性髄膜炎では亜急性であり、遅発性ウイルス感染症では慢性に数年かけて発症するとされています。
 進行すると、深い意識障害、けいれんの重積を示すことがあります。体温、脈拍、血圧、呼吸などのバイタルサイン(生命徴候)の監視も必要になります。

髄膜炎・脳炎<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 各種髄膜炎・脳炎には、それぞれの原因に対し特異的な治療があります。髄液所見から細菌性髄膜炎が疑われた場合には、起炎菌の同定(突き止めること)結果を待つことなく抗菌薬投与を開始する必要があります。
 結核性・真菌性髄膜炎には、抗結核薬、抗真菌薬を使います。ヘルペス脳炎が疑われる場合、アシクロビルの点滴静脈注射が行われます。