結核性髄膜炎<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 発病は比較的緩やかで、頭痛、嘔吐、発熱などが現れます。項部(こうぶ)(うなじ)硬直が認められ、脳底髄膜炎の進行とともに、水頭症(すいとうしょう)による脳圧亢進、意識障害や動眼(どうがん)神経、外転神経麻痺などの脳神経麻痺がみられます。

結核性髄膜炎<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 結核性髄膜炎が疑われた時点から、イソニアジド0・4g日(経口)、リファンピシン0・45g日(経口)、ピラジナミド1・5g日(経口)、ストレプトマイシン1g(筋注)の4剤を使います。重症例には副腎皮質ステロイド薬を投与することがあります。約30%の死亡率とされ、生存例の30%に後遺症がみられます。早期治療が重要です。
 長期間の治療になることが多く、抗結核薬の副作用(たとえば、ストレプトマイシンでは聴力障害)にも注意を払う必要があります。