ウイルス性髄膜炎<脳・神経・筋の病気>の症状の現れ方

 発熱、頭痛をもって急性に発病し、項部(こうぶ)(うなじ)硬直、髄液でのリンパ球を主体とした細胞増加を認め(図16‐b)、一般的に良好な経過をたどります。項部硬直などの髄膜刺激症状が認められない場合もあります。
 発疹などの随伴症状は、エコーウイルス、手足口病(エンテロ71)、風疹(ふうしん)、麻疹(ましん)、単純ヘルペス水痘(すいとう)・帯状疱疹などでみられます。普通、皮膚症状の発症から1週間以内に、頭痛、吐き気などの髄膜刺激症状が現れます。

ウイルス性髄膜炎<脳・神経・筋の病気>の診断と治療の方法

 発熱、頭痛などに対する対症療法が主体です。抗ウイルス薬の投与は、単純ヘルペス1、2型、水痘・帯状疱疹ウイルスによる髄膜炎に対し、アシクロビルの点滴投与を行います。一般的に良好な経過を示します。