多指症とはどんな病気か


図2 多指症(母指多指症:矢印)
 手の指の数が多い異常が多指症です。母指(ぼし)が過剰の場合(母指多指症)が圧倒的に多くみられます(図2)。

多指症の原因は何か

 手や指が形づくられるのは胎生6〜8週とされ、このころの発生異常と考えられています。

多指症の症状の現れ方

 完全な指の形をしていない状態から、爪ももっていて、ほとんど完全な形態のものまであります。

多指症の検査と診断

 通常は視診だけでわかりますが、「過剰指(かじょうし)」に機能(動き)があるのかどうかを見極める必要があります。また骨の状態が重要なので、X線検査が必要です。

多指症の治療方法

 通常、1歳ころまでに切除手術を行いますが、時期が早いと構造が小さくて技術的に難しいことがあります。過剰指が小さく、機能もしていなければそちらの切除で問題はありませんが、残した指が将来変形してくる場合があります。大きさや機能が似たような指のいずれを切除すべきか判断が難しいことがあり、このような場合は専門的な知識・経験が必要です。

多指症に気づいたらどうする

 専門の整形外科医や形成外科医のいる病院を受診して相談してください。

多指症のまとめページ

多指症とはどんな病気か 多指症とは、発生の重複により、過剰な指が形成されたものを指します。手の先天異常のうち最も多く、出生1000人に対し1人前後の頻度でみられます。軸前性多指症(じくぜんせいたししょ

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