筋緊張症(先天性筋強直症)<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 乳児期から筋肉が強直しているため、まぶたが開きにくい、握った手がすぐに開けられないことで気づきます。筋強直は、全身とくに四肢、体幹筋に広範に認められます。筋強直の強いものでは筋肥大が認められ、ヘラクレス型体型と形容されますが、筋力は強くありません。
 筋力低下は通常みられず、骨格筋を叩打(こうだ)(筋肉を叩く)すると強直が誘発され、また精神的緊張で増悪します。
 ベッカー型のほうが症状はやや強く、20代に最も重くなります。筋弛緩後の随意収縮で筋強直が生じやすく、3〜4回収縮させると筋強直は軽快し、ごく短時間しか筋力低下は生じません。

筋緊張症(先天性筋強直症)<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 非進行性疾患であり、通常、治療は要しません。症状が著しい時には薬物療法が行われます。合併症はほとんどなく、予後は良好です。