鎖骨骨折<外傷>の症状の現れ方

 骨折はほとんどが鎖骨の中央3分の1の部位で発生します。骨折すると、体の中央寄りの近位骨片は上方へ、肩寄りの遠位骨片は下方にずれます。鎖骨の正常のレリーフが変形し、さらに両骨片は重なり合って1〜2cm短縮し、肩幅が狭くなります。骨折部に皮下出血やはれ、痛みが生じ、腕や肩を動かすと痛みが強まります。

鎖骨骨折<外傷>の診断と治療の方法

 保存療法が原則です。患児を椅子に座らせて、できるだけ胸を反らせて、重なり合って短縮した骨片を整復します。次いで包帯を使用する8字帯固定法や、専用の鎖骨バンドなどで固定します。
 固定期間は乳幼児では2〜3週間、小中学生では4〜6週間程度で、低年齢児ほど短くてすみます。