上腕骨遠位部骨折とはどんな外傷か

図11 上腕骨遠位部骨折
  • 上腕骨の肘付近の骨折です。
  • 転んだ時に手をついたり、直接打撲した時に起こります。
  • 肘の関節のなかまで骨折が及ぶこともあります(図11)。

上腕骨遠位部骨折の症状の現れ方

  • 肘周辺の強いはれと痛みが出ます。
  • そのため腕を動かすことはできません。
  • はれが強くなると、神経や血管が圧迫されるため指先のしびれが出ます。

上腕骨遠位部骨折の検査と診断

  • X線検査をします。
  • CT検査も必要となることがあります。

上腕骨遠位部骨折の治療方法

  • 骨折部にずれがない場合には、4週間前後ギプス固定を行います。
  • ずれがある場合には手術により骨折部を合わせ、金属で固定します。
  • 固定によって肘の動きが悪くなると日常の生活で困るので、できるだけ早期から関節を動かす練習を開始します。
  • そのため短期間ですがリハビリテーションが必要となります。

応急処置はどうするか

  • 三角巾や板などで腕を固定し、整形外科を受診してください。
  • はれが強く手がしびれたり、指の動きが悪い場合は早急に受診したほうがよいでしょう。