四肢切断<外傷>の症状の現れ方

 完全に四肢が切断されていれば、圧挫(あつざ)され切断された断端からの出血がみられます。上肢や大腿部での切断では痛みと大出血によって、ショック状態を起こすこともあります。
 一部が軟部組織でつながっている場合でも血管が切断されていれば、指先などの末梢は白く脈の拍動を触れることができません。

四肢切断<外傷>の診断と治療の方法

 現在は、顕微鏡を使用しながら血管や神経をつなぐマイクロ・サージャリーが発達しており、可能な限り再接着を行います。
 まず骨接合を行い、血管を縫合して血流を再開して、次に神経や筋肉・腱をつないでいきます。手術後は縫合した血管がつまらないように、点滴で血管拡張薬や血栓融解薬などを流します。
 不幸にも切断となった場合には、義手や義足などを作製して社会復帰に向けてリハビリテーションを行います。