疲労骨折(下腿、足)<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 激しいトレーニングをしている運動部の学生や社会人に多く発症します。明らかな外傷がなく、運動時に局所に著しい痛みを感じる場合は本症を疑います。
 一般の骨折のように、皮下出血や著しい腫脹(しゅちょう)を伴うことはありませんが、局所は軽度の腫脹を伴い、押さえると痛みを生じます。中足骨や舟状骨の疲労骨折では足の甲が、脛骨や腓骨の疲労骨折では下腿に痛みを生じます。

疲労骨折(下腿、足)<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 ランニングによる下腿や第2〜4中足骨の疲労骨折では、通常1〜2カ月程度、スポーツ活動を休止することにより治癒します。
 しかし、跳躍競技で生じた下腿の疲労骨折や第5中足骨疲労骨折(ジョーンズ骨折)、舟状骨疲労骨折では治療に長期間を必要とし、時には手術治療が必要になることもあります。実際には試合やトレーニングの日程によって活動を休止できない場合も多く、慢性化することがあります。