ガングリオン<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 痛みのない瘤(こぶ)として意識されることが多いようです。また、原因不明の痛みが手の関節周囲に起こった時にMRI検査などで詳しく調べると、体の深い部分にこの腫瘤(しゅりゅう)が見つかることがあります。
 神経や血管のそばに発生した場合、しびれやむくみの原因となることがあります。

ガングリオン<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 比較的瘤が小さく、痛みなどの症状がない場合は経過観察のみでよいと考えます。軽い捻挫(ねんざ)や打撲(だぼく)の際に、自然につぶれてなくなることもあります。
 治療法は、注射針による吸引と手術があります。痛みの具合、発生した場所、大きさ、それにこの病気による機能障害などを考慮して、治療の適応と方法を考えます。
 注射針による吸引は外来の診療室で手軽にできますが、再発してくることがあります。また、重要な神経や太い血管がそばにある場合に安易に針を刺すと、神経や血管を損傷することがあり注意が必要です。