化膿性脊椎炎<運動器系の病気(外傷を含む)>の症状の現れ方

 急性の場合には、腰背部の激痛、高熱を伴いますが、慢性の場合には疼痛は比較的軽く、発熱はあっても微熱です。病気のある部位の脊椎を叩いたり、押したりすると疼痛を生じます。
 また、脊椎が潰れたり、脊髄(せきずい)の周囲にうみがたまることで脊髄が圧迫されると、脊髄麻痺を生じ、下肢のしびれ、麻痺症状が出現します。

化膿性脊椎炎<運動器系の病気(外傷を含む)>の診断と治療の方法

 治療は、安静と抗生物質の投与による保存的治療が原則です。必要に応じてベッド上安静とし、その後、体幹ギプス固定や体幹装具を装着し、離床します。抗生物質は約3週間の点滴投与に続き、2〜3カ月間は内服を継続します。
 これらの保存的治療が無効な場合、うみが神経を圧迫し麻痺が生じた場合、脊椎の変形が進行した場合には、手術的治療が必要となります。