黄斑上膜<眼の病気>の症状の現れ方

 黄斑上膜は多様な病気で、症状の現れ方も一様ではありません。視力低下、変視症(へんししょう)(物がゆがんで見える)、霧視(むし)(霧がかかったように見える)などが多い症状ですが、突然現れることはなく(突然気づくことはある)、いつとはなしにということが多いようです。変視症は黄斑円孔の場合とはまったく違い、波打って見えることが多いようです(図55‐c)。

黄斑上膜<眼の病気>の診断と治療の方法

 治療をするなら、硝子体手術が唯一の方法です。しかし、黄斑上膜はすべて治療しなくてはいけないものではありません。程度によっては治療の必要はないので、視力障害や変視症の程度、発症してからの期間などさまざまな条件を考慮して治療すべきかどうかを考えます。
 また、失明に至るという病気でもないので、本人が望まなければ無理に手術する必要はありません。