機能性難聴(心因性難聴)<耳の病気>の症状の現れ方

 心因性難聴でも詐聴でも、難聴は急激に両側同時に現れます。純音聴力検査の結果による難聴の程度に比べて、日常会話には支障が少ないのが特徴です。なお、学童期の心因性難聴の場合では、学校の健診で初めて発見されることが少なくありません。そのため、本人はまったく難聴に気づいていないこともあります。

機能性難聴(心因性難聴)<耳の病気>の診断と治療の方法

 心因性難聴では、まず器質的な障害がないことを、患者さんだけでなく家族が十分理解することが重要です。特別に日常生活に支障がない場合には、病人扱いをしないで、1〜3カ月ごとに必ず聴力検査を受け、様子をみます。さらに、原因と考えられる精神的ストレスを見つけ、その負担を軽くするように生活指導をします。必要があれば、心理療法を精神科医などで受けます。耳の治療や投薬は行いません。詐聴では、治療は不要です。