メニエール病<耳の病気>の症状の現れ方

 何の誘引もなく突然、回転性(ぐるぐる回る)めまいが起こり、めまいと同時に、あるいはめまいの少し前から、片耳に耳鳴りや耳の閉塞感、難聴が起こります。
 めまいを繰り返す間隔は人によって違い、数日、数週間、数カ月、あるいは1年に1回などさまざまです。
 激しいめまいは、普通30分くらいから数時間続き、めまいの軽快とともに耳鳴り、耳の閉塞感、難聴は軽くなったり消失したりします。しかし、めまいを何回も繰り返しているうちに、めまいがおさまっても耳鳴りや難聴は軽快しないようになります。
 めまいが激しい時は、これらの症状以外にも吐き気、嘔吐、冷や汗、動悸などが起こり、かえってこれらのほうが苦しいこともしばしばです。

メニエール病<耳の病気>の診断と治療の方法

 薬による治療が主に行われ、めまいを軽くする抗めまい薬や、内リンパ水腫を軽減する薬が使用されます。
 しかし、メニエール病は難病に指定されている病気で、完全に治すことが困難な場合も少なくありません。薬でめまい発作の回数を減らしたり、軽くしたりすることはできますが、難聴の進行は薬では防げないことがあります。めまいがあまりにも頻繁に起こって仕事ができないような時や、難聴の進行が早い時には手術が行われることもあります。