前庭神経炎とはどんな病気か

  • 片側内耳の前庭器官が急激に障害され、突発的にめまいが起こる病気です。

前庭神経炎の原因は何か

  • 原因は不明ですが、めまいが起こる前に、かぜのような症状があることが比較的多いので、ウイルスなどの感染が原因として考えられています。

前庭神経炎の症状の現れ方

  • 激しい回転性のめまいが急に起こり、普通それが数日〜1週間程度続きます。
  • めまいには、吐き気や嘔吐、冷や汗を伴いますが、難聴耳鳴りなどの聴覚の症状を伴わないのが特徴です。
  • めまいはその後、少しずつ軽くなっていきますが、発症から1週間程度は歩行に困難を感じます。
  • めまいは発症から3週間くらいでほぼおさまりますが、体を動かした時や歩く時のふらつきは、しばらくは持続するのが一般的です。
  • 時には6カ月くらいたってもふらつきが持続することがあります。

前庭神経炎の検査と診断

  • 聴力検査では正常の場合が多く、温度眼振(がんしん)検査(コラム)では患側の耳の温度反応が高度に低下したり、反応がなくなったりします。
  • めまい発作の時には、方向が固定された水平性眼振を認めます。

前庭神経炎の治療方法

  • 安静と薬による治療が主体になります。
  • 早期に治療すれば、一度障害を受けた前庭機能が回復することがあります。
  • このような時には、比較的早くめまいが軽くなります。
  • しかし、早期の治療にもかかわらず、症状がだらだらと長く尾を引くことがあります。
  • このような時は、その状態に早く慣れるためにも、めまいに対するリハビリテーションが必要になります。

前庭神経炎に気づいたらどうする

  • 早期の診断と治療が必要です。
  • 他のめまいを起こす病気との区別も早くしなければなりません。
  • できるだけ早く専門医の診察を受けてください。
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