口腔乾燥症(ドライマウス)とはどんな病気か

  • 唾液(だえき)分泌量が低下して唾液の質に異常を来し、のどが渇いたり口のなかが乾燥し、痛みや不快感が生じます。

口腔乾燥症(ドライマウス)の原因は何か

口腔乾燥症(ドライマウス)の症状の現れ方

  • クッキーやクラッカーなど水分の少ない食品が飲み込めないなどの嚥下(えんげ)障害味覚障害、口のなかがねばねばする、唇・舌・口のなかの粘膜の乾燥や夜間の乾燥感といった症状が現れます。
  • さらに、義歯(ぎし)の不適合、装着時の疼痛(とうつう)、カンジダ菌の増殖による舌痛(ぜっつう)や口角炎(こうかくえん)も認められます。
  • う蝕(しょく)むし歯)の多発、舌苔(ぜったい)の肥厚、口内炎口臭が生じます。

口腔乾燥症(ドライマウス)の検査と診断

  • 安静時唾液分泌量(基準値1・5ml15分)、刺激時唾液分泌量(基準値10ml10分)、サクソンテスト(ガーゼを噛んで唾液分泌量を測る:基準値2g2分)を測定し、分泌量が基準値以下の場合は口腔乾燥症と診断します。

口腔乾燥症(ドライマウス)の治療方法

  • 原因により対処は異なりますので、原因を明らかにします。
  • シェーグレン症候群では、唾液分泌促進薬や漢方薬の処方が可能です。
  • 対症療法としては、人工唾液、口腔保湿・湿潤剤(しつじゅんざい)などにより口腔内の保湿を心がけることが大切です。
  • 歯科医院で作成可能な保湿装置(モイスチャープレートなど)は、唾液の蒸発を防ぎ、夜間の乾燥感に有効です。
  • 口腔筋機能療法は、筋力を強化させ唾液分泌を促進させる効果が期待できます。