口唇裂<口・あごの病気>の症状の現れ方

 裂が片側に見られるものを片側性口唇裂、両側に裂が見られるものを両側性口唇裂と呼びます。裂の程度で、鼻孔(びこう)まで裂が達するものを完全裂、鼻孔まで達しないものを不完全裂といいます。口唇裂では多くの場合、顎裂(がくれつ)(歯茎(しけい)の裂)を伴います。また、口蓋裂(こうがいれつ)(上あごの裂がのどちんこまで連続している状態)を伴う場合は、口唇口蓋裂と呼びます。

口唇裂<口・あごの病気>の診断と治療の方法

 口蓋裂を伴う症例で裂幅が広く上顎の変形が著しい場合には、手術に先立って顎矯正(がくきょうせい)治療が必要となります。口唇裂の手術は生後3カ月頃、体重5kg以上の時点で行います。初回手術が最も大切ですので、熟練した術者によって行われなければなりません。