唾石症とはどんな病気か

 唾液腺(だえきせん)、とくに顎下部(がくかぶ)にある大唾液腺である顎下腺の腺自体、または腺から口腔の唾液排出口までの導管中に結石が生じることが多く、顎下腺唾石症と呼びます。同様の病状は耳下腺でも起こりますが、発現頻度は高くありません。

唾石症の原因は何か

 唾液腺または導管中に種々の詰まりが存在することで、唾液の流出が停滞し、カルシウム沈着が生じて結石が成長します。

唾石症の症状の現れ方

 食事時に顎下部の急激なはれ、または強い痛みなどが現れます。

唾石症の検査と診断

 X線検査、CT検査などの画像検査で容易に診断されます。

唾石症の治療方法

 唾石の位置を画像検査し、唾石の摘出を行います。
 唾石の摘出には、口のなかから石のみを摘出する場合と、顎下部を皮膚切開して唾液腺とともに摘出する場合の二通りがあります。

唾石症に気づいたらどうする

 前記の症状がある時は、口腔外科専門医に相談してください。

唾石症

唾液腺とは、味覚刺激などにより唾液をつくり、口のなかに分泌をする腺のことです。唾液は、食べた物をひとかたまりにして飲み込みやすくしたり、でんぷんの消化にはたらいたり、口のなかの殺菌や会話時の舌の動きをよくする潤滑油のはたらきをしています。唾石症(だせきしょう)とは、この唾液腺内部や唾液を分泌する管内に生じる結石のことです。