あごの炎症<口・あごの病気>の症状の現れ方

 口底蜂窩織炎では、口腔底部が発赤し、びまん性にはれて、あごの下が二重あごのように突き出てきます。舌の下側がはれてくるため、舌は下からもち上がり、舌運動が障害され、嚥下(えんげ)障害が起こり、つばが口の外に流れ出るようになります。
 頬部蜂窩織炎では、頬部の皮膚は発赤し、熱感があり、びまん性にはれて、テカテカ感を示します。さらに、下まぶたや口唇まで広範囲にびまん性のはれが広がります。時にはまぶた周囲にも及び、眼があけられなくなる場合もあります。

あごの炎症<口・あごの病気>の診断と治療の方法

 抗菌薬の点滴静脈注射、水分の補給を行います。膿瘍(のうよう)が形成されていれば口腔内から、場合によっては口腔外から切開し、うみを出します。また、原因となった歯の治療を行います。歯の保存が不可能な時は、炎症がおさまってから抜歯します。