顎変形症<口・あごの病気>の症状の現れ方

 顎骨、とくに下顎骨の発育は、おおよそ身長の伸びに連動します。したがって、12〜15歳ころからの成長期を迎えると、幼少時には目立たなかった下顎の突出感やあごのゆがみが顕著になってきます。顎骨の発育は、女子で16〜18歳、男子で18〜20歳ころには停止しますが、変形は自然に治ることはありません。

顎変形症<口・あごの病気>の診断と治療の方法

 ほとんどの場合、顎矯正手術が必要となります。手術前に1〜2年程度の歯列矯正(術前矯正)を行い、手術で顎骨を正しい位置に動かし、噛み合わせと顔貌の修正を行います。術後にも、数カ月間かけて噛み合わせの微調整を行います。手術は全身麻酔で行い、入院期間は、術式によりますが7〜14日程度です。
 なお、顎矯正手術を要する顎変形症と診断された場合には、矯正治療を含めて健康保険が適用されます。