急性声門下喉頭炎(仮性クループ)<のどの病気>の症状の現れ方

 発熱、声がれ(嗄声(させい))などのかぜのような症状に続いて、数日後に夜間の息苦しさと喘鳴(ぜんめい)(息を吸う時にぜーぜー音をたてること)、犬の吠えるような音の咳(せき)を生じます。重症例では強度の呼吸困難のためチアノーゼ(皮膚や粘膜が紫色になる)を示すこともあり、まれですが窒息(ちっそく)に至ることもあります。

急性声門下喉頭炎(仮性クループ)<のどの病気>の診断と治療の方法

 痰の粘稠度(ねんちゅうど)(粘りけ)を下げて吐き出すのを助けるために、輸液や加湿を行うほか、アドレナリン(血管収縮薬)の希釈(薄めた)液のネブライザー吸入やステロイドホルモンの注射、内服薬による粘膜のはれを軽くする治療が行われます。それでも、気道狭窄(きょうさく)の症状が軽くならないような重症例では、気管内挿管(そうかん)や気管切開を必要とすることがあります。