先天性嚢胞・瘻孔<のどの病気>の症状の現れ方

 嚢胞では、細菌感染が生じないかぎりは、無痛性の腫瘤(しゅりゅう)として腫脹(しゅちょう)が生じます。嚢胞の種類によって腫瘤の現れる場所が異なります。嚢胞のなかには通常液体がたまっています。内容物が急に増えると、急にはれが大きくなり、痛みが出ることがあります。嚢胞は、ある程度の年齢になって初めて症状が出るのが普通です。
 瘻孔の場合、穴がのどのなかにあいている時は急性の細菌による感染症が起こります。穴が皮膚にあいている場合は粘液が出たり、細菌感染が生じると、うみが出たりします。

先天性嚢胞・瘻孔<のどの病気>の診断と治療の方法

 手術が必要です。嚢胞でも連続した管がのどにつながっていることがあり、このような場合は、管を含めた完全摘出が必要です。一部でも残ると再発するからです。瘻孔では、管を完全に摘出する必要があります。