食道異物<食道・胃・腸の病気>の症状の現れ方

 異物を飲んだと気づかない場合は、ものが飲み込めない、吐く、胸痛、吐血などの症状が出ます。幼児では、吐く、唾液が多いなどがあり、乳児では哺乳のたびに泣くなどの症状が現れます。異物が食道壁を破った場合は、発熱、胸痛、腹痛さらには呼吸困難などの症状が出ます。
 小児では、円盤状電池を飲んで4〜8時間くらいたつと、食道組織の破壊が起こり、食道潰瘍から穿孔(せんこう)(孔(あな)があく)を起します。したがって、疑わしい場合は早急に内視鏡検査が可能な病院へ行く必要があります。
 成人では異物を飲み込んだ自覚のある人、また食物がつかえる、飲み込むと痛いなど症状がある場合、小児では食べると吐く、つばを飲み込まない、何となくおかしい場合は、病院(診療所)で胸部X線検査、内視鏡検査が必要です。時間とともに重症となる円盤状電池、鋭利な物などは、小児のそばに置かないよう気をつける必要があります。