空気嚥下症<食道・胃・腸の病気>の症状の現れ方

 異常に多量の空気を頻回に嚥下してしまうことによって、げっぷや腹部の膨満(ぼうまん)などの症状を起こします。上腹部の不快感を紛らわすために空気の嚥下を繰り返すことが多く、食道や胃に飲み込んだ空気を頻回にげっぷとして吐き出す習慣があります。げっぷをしても、必ずしも腹部の膨満が軽減するわけではありません。

空気嚥下症<食道・胃・腸の病気>の診断と治療の方法

 原因が明らかになっていないため、特有の治療法はありません。病状の理解、空気を嚥下する習慣や食生活の改善、不安や緊張の緩和などが重要です。食事はゆっくりとよく噛んで食べるようにしてください。また、アルコール、炭酸飲料、甘いもの、脂の多いもの、香辛料などは避けます。
 薬物療法としては、比較的症状の軽い場合には消泡薬、消化酵素薬、消化管機能改善薬などを、重い症状の場合には抗うつ薬や抗不安薬(こうふあんやく)などの向精神薬(こうせいしんやく)の服用が必要になってきます(表2)。
 なお、噛みしめ呑気症候群では、マウスピースの装着によって症状が改善する場合があります。