肛門狭窄<直腸・肛門の病気>の症状の現れ方

 肛門の太さは通常は人差し指が入る大きさで、麻酔がかかった状態では2本の指が入るのが普通です。それが小指が入らないほどに細くなってしまうこともあります。肛門が細くなれば便が出にくくなり、また出る便も細くなります。
 そして便が少しでも硬かったり太かったりすると、肛門部は傷ついて裂肛を生じます。

肛門狭窄<直腸・肛門の病気>の診断と治療の方法

 痔瘻裂肛が原因のものであるならば、原因疾患の治療を優先します。
 肛門狭窄に対しては保存的に治療します。坐薬、軟膏などを使用して、便が出る時に肛門に負担をかけないようにして、少しでも肛門の柔軟性を取りもどすようにします。
 保存療法で効果がない場合は、外来で局所麻酔をして指で肛門を広げたり、メスで狭窄を生じている内括約筋を広げたりします。
 狭窄が強度の場合は、入院して狭い部分を切り拡げ、そこに肛門周囲の皮膚を移動する手術(皮膚弁移動術)をします。