薬物性肝障害<肝臓・胆嚢・膵臓の病気>の症状の現れ方

 副作用は服用開始後、1〜4週以内に起こることが多く、60日以内にそのほとんどが観察されます。薬物性肝障害の大半を占めるアレルギー性肝障害の初期症状には、発熱や皮膚症状(発疹、発赤、かゆみ)、黄疸などがあります。
 ウイルス性肝炎でもこれらの症状を認める場合があり、症状だけから見分けることはできません。初期症状に気づいた時点でただちに服薬を中止することが大切で、中止が遅れると不可逆的な病変や致死的病変を来すことがあります。
 また、自覚症状に乏しいことも多く、血液検査で初めて気がつくこともしばしばです。新しい薬やサプリメント、やせ薬、ハーブを含む自然食品をとり始めた場合には、定期的な肝機能検査を行い、薬物性肝障害の早期発見に努めます。