腎血管性高血圧症<腎臓と尿路の病気>の症状の現れ方

 血圧が高くなりますが、自覚症状はほとんどみられません。今まで高血圧がなかった人が急に血圧が高くなったり、あるいはそれまでの高血圧が急に進行したりする場合には、腎血管性高血圧が疑われます。
 腎動脈が狭くなっている部分を改善すると、血圧が正常になる可能性があります。

腎血管性高血圧症<腎臓と尿路の病気>の診断と治療の方法

 薬物療法としては、降圧薬のなかでもとくにACE阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬がよく用いられます。副作用として高カリウム血症に注意します。また、十分に血圧が低下しない場合には、カルシウム拮抗薬や利尿薬などの他の降圧薬が併用されます。
 根本的な治療法として、腎動脈の狭窄(きょうさく)部分を広げる目的で経皮経管腎動脈形成術(PTRA)があり、カテーテルを動脈に通してバルーンで血管を拡張したり、ステントと呼ばれるもので血管を広げる手術が行われています。