慢性精巣上体炎<男性生殖器の病気>の症状の現れ方

 急性期を過ぎても精巣上体に硬いしこりが残り、にぶい痛みや違和感が持続します。発熱を伴うことはありません。
 結核性の場合も、痛みの程度はにぶいものの、精巣上体が数珠状に硬くはれてきます。抗生剤の投与によってもなかなかよくならない場合は注意が必要です。肺結核を患ったことのある人が多いのですが、知らないうちに感染している場合もみられます。

慢性精巣上体炎<男性生殖器の病気>の診断と治療の方法

 抗生剤の投与ではよくならない場合が多く、痛み止めなどの炎症を抑える薬を長期間投与します。それでも不快な痛みが続く場合は、精巣上体を摘出することもあります。
 結核性の場合は、腎臓や膀胱などのその他の尿路にも結核菌の感染を起こしている可能性があり、また結核菌は臓器の奥深くに潜んでいることも多いので、半年以上の長期間、抗結核薬による治療が必要です。イソニアジド(イスコチン)とリファンピシン(リファジン)にストレプトマイシンまたはエサンブトールを組み合わせた治療が標準的です。