陰茎形成性硬結症とはどんな病気か

  • 30〜50代に多く、陰茎海綿体を包む白膜という結合組織に瘢痕(はんこん)(硬いすじ状の組織)ができることより勃起(ぼっき)時に陰茎が屈曲してしまう病気です。
  • 別名パイロニー病と呼ばれています。

陰茎形成性硬結症の原因は何か

  • 原因はまだよくわかっていません。
  • 何らかの炎症反応によって、瘢痕が形成されるといわれています。

陰茎形成性硬結症の症状の現れ方

  • 陰茎の皮膚のなかに硬いしこりを触れます。
  • 陰茎の陰嚢と反対側の面にできることが多くみられます。
  • 平常時は痛くもかゆくもありませんが、勃起した時に陰茎が瘢痕のできた側に曲がってしまい、痛みを伴うことがあります。
  • 曲がり具合にもよりますが、性交時に挿入不能になってしまいます。

陰茎形成性硬結症の検査と診断

  • 特徴的な症状と触診所見で診断がつきます。

陰茎形成性硬結症の治療方法

  • 発症直後には炎症を抑える薬が使われます。
  • 超音波治療、ステロイド薬注入、コラーゲン分解酵素注入などが試みられていますが、あまり有効ではないようです。
  • 痛みがある時に放射線照射が有効という報告もあります。
  • のみ薬としては、ビタミンEの内服が有効とされています。
  • 性交渉に障害が出るような場合、本人が希望すれば手術を行います。
  • 硬化した陰茎海綿体の白膜を切除し、欠損部には皮膚の移植を行います。

陰茎形成性硬結症に気づいたらどうする

  • 悪性の病気ではないので命に関わることはありませんが、性生活に支障を来すようであったり、他の病気、たとえば陰茎がんなどとの見極めが困難な場合は、泌尿器科に相談してください。