成長ホルモン分泌不全性低身長症<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 出生時の身長、体重は正常ですが、徐々に成長の遅れが目立ちます。骨の発達が遅れ、いわゆる骨年齢が低下しています。脳腫瘍などが原因の場合では、病気の発病とともに成長が障害されてきます。他のホルモンの分泌障害を伴う場合では、そのホルモンの欠落症状が生じます。たとえば、性腺ホルモンが障害されると、体形が幼いままであり、男子では声変わりや射精がなかったり、女子では月経がこなかったりします。
 また、ストレスに反応して血糖などを上げる作用のあるホルモンが脱落すると低血糖を来し、意識が低下することもあり注意が必要です。

成長ホルモン分泌不全性低身長症<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 成長ホルモンによる治療を行います。週6〜7回に分けて(自己)注射により投与されます。ほかに成長の促進を助けるために、少量の副腎皮質ステロイド薬や甲状腺ホルモン薬を併用することもあります。成長ホルモン以外の下垂体ホルモンの低下についても、併せて治療することがあります。
 脳腫瘍などが原因の場合は、それに応じた原疾患の治療を行います。