性分化異常<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 女性型に近い場合では陰核(いんかく)の肥大のみにとどまります。より男性型に近くなると、腟(ちつ)が盲端(もうたん)に終わる(子宮につながらずに行き止まりになる)、陰核の長さが増して陰茎(いんけい)のようになる、大陰唇(だいいんしん)が癒合(ゆごう)して陰嚢(いんのう)のようになるなどが現れます。さらに男性型に近い場合では尿道下裂(外尿道口の位置が下になる)のみが目立つものもあります。

性分化異常<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 副腎性器症候群の場合は、まず生存に不可欠なステロイド薬の内服治療が必要です。そのうえで、将来、女性として子供をつくることができる可能性はどの程度か、性器の見かけはどちらに近いかを判断し、時期を選んで性器の形成手術や性ホルモン投与による治療を加えます。