ビタミンA欠乏症<内分泌系とビタミンの病気>の症状の現れ方

 最初に現れる症状としては、夜盲症(やもうしょう)があげられます。網膜(もうまく)にあるロドプシンという物質はビタミンAからつくられますが、ビタミンAの欠乏によりロドプシンがつくられなくなる結果、暗さに眼が慣れる(暗順応(あんじゅんのう))のが遅くなる夜盲症が現れるのです。さらにビタミンA欠乏が進むと、眼の乾燥、涙の分泌減少や視力の低下も現れてきます。またほかの症状としては、皮膚や粘膜の乾燥があげられます。

ビタミンA欠乏症<内分泌系とビタミンの病気>の診断と治療の方法

 1日に3000国際単位、重症では1万国際単位を内服または筋肉内注射で投与します。数日〜2週間で症状の改善がみられ、以後は通常の所要量にもどします。過剰による症状が現れることがあるため、投与のしすぎには注意が必要です。