手湿疹<皮膚の病気>の症状の現れ方

 手のひらや指の皮膚が乾燥してきめが粗くなり、紅斑(こうはん)がみられます。指先の皮膚が荒れて乾燥してくる場合と、指の間に紅斑ができて次第に範囲が広がっていく場合があります。悪化すると皮膚が硬くなり亀裂(ひび)が現れます。強いかゆみがみられることが多く、かくことでさらに症状が悪化していきます。
 手のひらだけでなく足の裏にも乾燥や紅斑がみられる場合には掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や白癬菌症(はくせんきんしょう)(水虫)、指の間に紅斑がみられる場合にはカンジダ症の可能性があるので、皮膚科での診察や検査が必要です。

手湿疹<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 シャンプーや水仕事のあとにはこまめにハンドクリーム(尿素含有など)やワセリンなどの保湿外用剤を塗って、失われた油分と水分を補います。よくならない場合や、かゆみが強い場合には皮膚科を受診してください。皮膚の炎症に対してはステロイド外用薬を用い、ひびやかき傷には亜鉛華(あえんか)単軟膏を布に伸ばして貼るなどの治療を行います。