じんま疹<皮膚の病気>の症状の現れ方

 突然、強いかゆみとともに身体の各所に赤い発疹が生じます。かゆみのためにかくと、引っかいた部位がみみずばれのようになることもあります。症状は通常一過性で、半日以内には痕(あと)を残さずに治ってしまいます。次々に新しい発疹が生じて数日続くことがあり、また慢性化することもあります。
 発疹は、周辺に赤みを伴う扁平(へんぺい)に隆起した円形、楕円形または地図状の膨疹(ぼうしん)で、しばしば中央部が消退して環状となります(図4)。

じんま疹<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 可能なかぎり原因を解明して、対処することが必要です。症状に対しては抗ヒスタミン薬が用いられます。すぐにかゆみを止めたい場合には注射をしますが、通常は内服薬で治療します。抗ヒスタミン薬で効果がない場合には、少量のステロイド薬を内服すると効果的です。
 自己抗体が原因となる慢性じんま疹では、ステロイド注射薬や免疫抑制薬で治療することもあります。