環状紅斑<皮膚の病気>の症状の現れ方

 環状紅斑の生じる部位、広がる速度、鱗屑(りんせつ)(薄皮のむける状態)、かゆみの有無などの違いだけでは、どの皮膚病による環状紅斑なのかの判断は困難です。ただし、木目状あるいは年輪状を示す場合は、匍行性迂回状紅斑(ほこうせいうかいじょうこうはん)と呼ばれ内臓の悪性腫瘍による可能性が大です。病気によっては皮膚以外の症状を伴うことがあります。

環状紅斑<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 原因がわかった場合は、その病気の治療が行われます。たとえば、ライム病による慢性遊走性紅斑であれば、テトラサイクリン系(ミノマイシンなど)またはペニシリン系抗菌薬(パセトシンなど)を2〜4週間、内服投与します。
 原因不明や原因を取り除くことができない場合は、症状を軽くするために副腎皮質(ふくじんひしつ)ステロイド薬の外用または内服が、かゆみが強い場合は抗ヒスタミン薬(アタラックスなど)の内服がある程度は有効です。