瘢痕性類天疱瘡(良性粘膜類天疱瘡)<皮膚の病気>の症状の現れ方

 口のなかや鼻・眼の粘膜に赤み(紅斑(こうはん))やただれ(びらん)ができて、治りにくい状態を続けることで発症することが多いのですが、口のなかでは水疱として発症することもあります。皮膚の症状は、あったとしても軽く、水疱の形成がみられます。まぶたのびらんは癒着(ゆちゃく)を起こして失明に至ることもあります。

瘢痕性類天疱瘡(良性粘膜類天疱瘡)<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 重症度によって治療法が変わります。軽症では、DDS(レクチゾール)やテトラサイクリンとニコチン酸アミドの併用、中等症や重症では、副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン(ステロイド)薬を使います。急速に進行する時には、ステロイドパルス(大量に使用する治療法)や免疫抑制薬を使います。
 最近の考え方では、免疫抑制薬と副腎皮質ホルモン薬の同時投与を第一選択とする考え方があります。