皮膚筋炎<皮膚の病気>の症状の現れ方

 特徴的皮膚症状としてヘリオトロープ様紅斑(上まぶたのはれぼったい赤紫色の紅斑)、ゴットロン丘疹(きゅうしん)(手指の関節の背面に2〜3mm程度の表面がかさかさして盛り上がった赤い発疹が集まり、全体として1〜2cm程度となる発疹)、多型皮膚萎縮(いしゅく)(茶色の色素沈着、白い色素脱失、毛細血管拡張、皮膚の萎縮が混ざった、一見汚く見える皮膚症状で、背部に多い)、爪囲(そうい)紅斑(爪のまわりの皮膚の赤みとはれ)、機械工の手(母指や示指の側縁のタコのような硬い発疹)があります。
 それ以外にも多くの非特異的皮膚症状として、レイノー症状、アクロチアノーゼ、リベド、皮膚潰瘍、石灰沈着、皮下脂肪織炎、水疱(すいほう)などがあります。筋症状は近位筋の痛みや筋力低下をさまざまな程度で伴います。間質性肺炎では乾いた咳(せき)、労作時(ろうさじ)の呼吸困難を伴います。

皮膚筋炎<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 ステロイド薬の内服が第一選択です。効果が不十分な時は、パルス療法(ステロイド薬を大量に注射する方法)や免疫抑制薬を併用します。ステロイド薬が効かないタイプでは、ガンマグロブリン製剤の有効性が報告されています。肺病変は急速進行性間質性肺炎という、治療に抵抗する重症肺炎を伴うことがあり、その場合は早期の強力な治療が必要です。