川崎病<皮膚の病気>の症状の現れ方

 主に4歳児以下の乳幼児に発症します。抗生剤で改善しない高熱が5日以上持続します。皮膚では手足の硬性浮腫(こうせいふしゅ)(俗に“てかてかぱんぱん”と呼ばれるように硬くはれる)、掌蹠(しょうせき)(手のひら、足の裏)ないしは指趾先端の紅斑、指先からの膜様落屑(まくようらくせつ)(回復期に指先の皮膚が脱皮するように1枚の膜となってむける)、口唇の潮紅(ちょうこう)と腫脹(しゅちょう)、イチゴ状舌(舌が赤くはれて表面のぶつぶつが大きく目立った状態)、口腔咽頭粘膜の発赤、頸部(けいぶ)リンパ節腫脹じんま疹や滲出性紅斑(しんしゅつせいこうはん)に類似する不定形の紅斑、眼球の充血がみられます。
 本疾患に特異的ではありませんが、過去2年以内に行ったBCG接種部位に紅斑、痂皮(かひ)(かさぶた)、膿疱(のうほう)が現れることがあります。

川崎病<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 予後は冠動脈瘤が現れるかどうかで左右されます。治療はガンマグロブリン大量投与とアスピリン内服療法が標準治療として確立されています。皮膚症状は対症的に対応します。