稗粒腫とはどんな病気か

  • 皮膚の表面付近にできる直径1〜2mm以内の角質(かくしつ)が入った袋です。
  • 顔面にしばしば発生し、白色の小さな粒のように見えます。

稗粒腫の原因は何か

  • 毛穴の奥にある毛包(もうほう)という袋や、皮脂をつくる腺の未発達なものに角質がたまって生じます。
  • また、皮膚がはがれるような疾患や傷の治ったあとにできるものは、汗を出す管の再生過程で管の先端がふさがって生じたものです。

稗粒腫の症状の現れ方

  • 特別な原因がなく発生する原発性(げんぱつせい)稗粒腫と、皮膚がはがれるような疾患や皮膚を削(けず)り取る手術後などに生じる続発性(ぞくはつせい)稗粒腫があります。
  • 図76 稗粒腫
  • 原発性稗粒腫は小児や若い女性の顔面にみられます。
  • いずれのタイプも、見た目は同じであり、直径1〜2mm以内の半球状に隆起した、白色のしこりです(図76)。

稗粒腫の検査と診断

  • 見た目だけで診断できるので、検査は必要ありません。

稗粒腫の治療方法

  • 注射針の先などで皮膚を小さく切り開いて、内容である白色の球状物を押し出すか、あるいは針先を使って取り除きます。

稗粒腫に気づいたらどうする

  • 放っておいて問題ありません。
  • 気になって取り除きたい場合には、皮膚科を受診してください。