瘢痕性脱毛症<皮膚の病気>の症状の現れ方

 慢性円板状狼瘡(まんせいえんばんじょうろうそう)、限局性強皮症(げんきょくせいきょうひしょう)、萎縮性硬化性苔癬(いしゅくせいこうかせいたいせん)、サルコイドーシスなどの瘢痕をつくる疾患が頭部に発症すると、瘢痕性脱毛症になります。
 瘢痕性毛包炎(もうほうえん)あるいは禿髪性毛包炎(とくはつせいもうほうえん)と呼ばれる疾患は、主に男性の頭部に発症します。毛包がうみをもち、まわりの皮膚が赤くなります。進行すると毛が抜け、少しくぼんだ、光沢のある脱毛病変が現れます。
 毛包に真菌が感染して強い炎症反応が起きると、ケルスス禿瘡(とくそう)と呼ばれる状態になります。頭の毛は抜け、残っている毛は抜けやすくなっています。治療が遅れると瘢痕性脱毛症になります。

瘢痕性脱毛症<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 何が原因になっているのかを明らかにすることが大切です。そのうえで原因になっている疾患の治療を行います。
 原因疾患が治って瘢痕だけが残った状態では、小さい瘢痕性脱毛部は手術で切除して縫い縮めることができます。