症候性脱毛症<皮膚の病気>の症状の現れ方

 頭の毛が1日に50〜100本抜けて休止期になるのは、正常範囲内です。それ以上に毛が抜ける時は、休止期脱毛症の可能性があります。休止期脱毛症では、頭部にびまん性の脱毛が現れます。腋毛(えきもう)、陰毛が抜けることもあります。
 低栄養状態による脱毛症では、脱毛以外に栄養不足を示すやせや皮膚炎などの症状も伴っています。
 抗がん薬による脱毛は、薬剤投与後1〜4週間後に現れます。抗がん薬以外の薬剤性脱毛症では、薬剤投与後2〜4カ月後に脱毛が現れます。

症候性脱毛症<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 甲状腺機能に異常がある時は、甲状腺疾患の治療を行います。低栄養状態がある時は栄養素の補充を行います。消化器系の疾患による栄養素不足の場合は、基礎になる疾患の治療を行うとともに消化吸収に配慮した食事治療を行います。