黄色の爪<皮膚の病気>の症状の現れ方


黄色爪症候群
 黄色爪、体のむくみ(リンパ浮腫)と肺症状の3つを特徴とする全身疾患です。まれに生まれた時から体のむくみを生じることもありますが、多くは中年ころになって発症します。最も特徴的なことは爪の発育速度が遅くなることで、正常の5分の1ないし10分の1になります。
 また、体のむくみが80%の患者さんにみられ、下肢および顔面に目立ちます。肺病変では肺に水がたまる胸水貯留(きょうすいちょりゅう)という病気が最も多くみられ、ほぼ60%の患者さんに生じるとされます。しかし、気にしないとわからないためか、実際に気づいている患者さんはその半分ほどです。
 なお、この疾患ではそれ以外にも、糖尿病や内臓のがんなど種々の病気を合併することがあるので、その検査も必要になります。

黄色の爪<皮膚の病気>の診断と治療の方法

 爪甲に黄色調の着色ないし変色を起こしうる外的物質や薬、あるいは皮膚や全身疾患を検査して、原因がわかるようであれば、それを除去ないし治療します。

黄色爪症候群
 黄色爪の多くは10〜20年以上持続するため、ビタミンEの内服および外用、ビオチン内服、あるいはステロイド薬の局所注射などの対症療法を行います。