細菌性(感染性)結膜炎とはどんな感染症か

  • 結膜炎を引き起こす細菌には、インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、淋菌(りんきん)などがあります。
  • 通常よくみられる細菌性結膜炎は乳幼児や学童期に多く、原因菌にはインフルエンザ菌が最も多いようです。
  • 発症時期は冬期が多く、感冒(かんぼう)(かぜ)にかかった時に起こりやすいといわれています。
  • 肺炎球菌の場合は、インフルエンザ菌に比べて罹患年齢はやや高い傾向にあります。
  • 黄色ブドウ球菌による結膜炎は、高齢者の慢性細菌性結膜炎の代表的な病気です。
  • 淋菌性結膜炎は性行為感染症(STD)のひとつで、これについてはコラムを参照してください。

細菌性(感染性)結膜炎の症状の現れ方

  • 病原菌により、症状に多少の差があります。
  • インフルエンザ菌や肺炎球菌の場合は、結膜の充血と粘液膿性の眼脂(がんし)(めやに)が現れます。
  • 肺炎球菌の場合は、時に小点状の出血斑や軽度の結膜浮腫(むくみ)も現れます。
  • 黄色ブドウ球菌の場合は、成人では眼瞼結膜炎(がんけんけつまくえん)の形で慢性的にみられることが多く、角膜にも病変が存在することもあります。

細菌性(感染性)結膜炎の検査と診断

  • 眼脂の培養を行い、病原菌の検索と薬剤の感受性試験を行うことが基本ですが、症状からほぼ類推することができます。

細菌性(感染性)結膜炎の治療方法

  • それぞれの病原菌に対する感受性の高い抗生物質や、抗菌薬の点眼が処方されます。

細菌性(感染性)結膜炎に気づいたらどうする

  • 眼科専門医を受診してください。
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