トラコーマ<感染症>の症状の現れ方

 トラコーマは、以下の4病期に分類されます。
・第I期
 5〜12日の潜伏期間ののちに発症します。まぶたがはれ、結膜が充血してむくみ、粘液膿性の眼脂(がんし)(めやに)が出ます。眼瞼(がんけん)結膜には軽度の乳頭増殖と濾胞(ろほう)(小さなぶつぶつ)が現れます。
・第II期a
 濾胞は大きくなり、結膜から角膜に血管が侵入してきます(パンヌス)。この病期は約3カ月から3年です。
・第II期b
 細菌感染を合併し、乳頭増殖が強くなります。結膜の浸潤も強くなります。
・第III期
 瘢痕(はんこん)形成が始まり、パンヌスが角膜をおおうようになります。角膜潰瘍を合併することが多いようです。
・第IV期
 まつ毛が乱生したり、眼瞼内反(まぶたが内側へまくれ込み、まつ毛で角膜や結膜が傷つく)、ドライアイになり、視力障害を残します。

トラコーマ<感染症>の診断と治療の方法

 眼科専門医を受診してください。時に手術療法が効果的です。